松江の俳人 大谷石 子規・漱石・ハーン・犀星をめぐって
書  名 松江の俳人 大谷石 
子規・漱石・ハーン・犀星をめぐって
出版社 今井出版
著 者 日野 雅之
価  格 1,785円(本体1,700円+税)
ISBN 978-4-901951-41-8
発行日 2009.9.11
装  丁 B6判 284P
内  容

松江生まれの俳人、大谷繞石(ぎょうせき)、本名、正信は、
島根尋常中学校で、ラフカディオ・ハーンに学び、愛弟子と
してかわいがられ、熊本転勤の折りには、生徒代表として
謝辞を述べた。仙台二高では、高浜虚子、河東碧梧桐と
知友となり、東大入学後には子規庵に通って俳句を学んだ。
偶然にもハーンも講師として東大に転勤となり、再びハーン
に学ぶことになり、ハーンの研究資料収集係となり、報酬を
受けて苦学生だった繞石は卒業することが出来た。英文学
の大学講師となってからは、俳句仲間として、英文学仲間と
して、夏目漱石と交際するようになり、金沢四高教授の時には、
十代の室生犀星に俳句を指導した。
ラフカディオ・ハーン没後、小泉八雲全集の三分の一を翻訳した。
また、俳句においては、俳句混迷の時代にも、終始、定型写生の
基本を守った俳人でもある。

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